空手競技について 形競技と組手競技の2種目があります。
「(公財)全日本空手道連盟(JKF)空手競技規定」には、形競技と組手競技の2種目があります。
〇形競技 四大流派の指定形及び得意形リストに記載された形で競わなければなりません。
全日本空手道連盟第一指定形 松濤館流・・ジオン・カンクウダイ/剛柔流・・セーパイ・サイファ/糸東流・・バッサイダイ・セイエンチン/和道流・・セイシャン・チントウ
全日本空手道連盟第二指定形 松濤館流・・エンピ・カンクウショウ/剛柔流・・セーサン・クルルンファ/糸東流・・マツムラローハイ・ニーバイポ/和道流・・クーシャンクー・ニーセーシー
※「指定形」として打たなければならない試合は、形名が同じでも他流の挙動では異なるものとし、反則とみなされます。
〇組手競技 決められた七つの部位に対してのみ攻撃が許され、それぞれにポイントが決められています。
有効(1ポイント)・・中段、上段への突き。中段、上段への打ち。/技あり(2ボイント)・・中段蹴り。/一本(3ポイント)上段蹴り。投げられ又は倒れた相手への得点技。
※技は、やみくもに届いた場合ではなく、基準に基づき4名の副審が判定して主審がコールし得点となります。また、選手の安全面にも十分な配慮をするため、厳しいウォーニングやペナルティが設けられています。